奥会津三島町での日々

噛めば噛むほど美味しいスルメのような魅力を持つ奥会津三島町の暮らしや協力隊活動の様子を書いてゆきます。

待ってました❄

待ちに待った雪がようやく降り積もりました‼️

 

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一昨日から降り続け、昨日は雪化粧した木々に、山々にうっとりため息がとまらない一日でした。

 

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青空のなか太陽の光降り注ぐきらきらした日中の景色も、月明かりに木々が浮かび上がる幻想的な夜の景色も、心がきゅーんとなる美しさ。その美しさに脇見したり、足もと滑らせてしまいそうなくらい、昨日は久々に心はしゃぎました。

 

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地元の方たちがこんなに暖かくて雪がない年は、今まで生きてきて一度もないと口を揃えておっしゃるこの冬。昔を知らない私ですら、なんだかおかしいぞと感じずにはいられないこの冬。

考えだすと止まらなくなるテーマですが、この雪景色もどうか未来に引き継がれますようにと願いたくなります。

 

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昔と同じ生活はできないけれど、ここの人たちの暮らし、先人たちの知恵の中には、私たちがこれからを生きる鍵があるのかなとますます思う今日この頃。古くて新しい生き方を自分にできる範囲から少しずつ始めたいと気持ち新たです。

 

明日は冬の一大イベント、雪と火のまつり。どうかこの雪が明日までは持ちますように!

 

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移住者インタビューその11

小荒井勇人(こあらいはやと)さん(31歳)

福島市出身。福島大学、大学院の美術コースで学び、6年間高校で美術講師をしていましたが、木こりの親方と出会い、2018年4月に三島町にあるアイパワーフォレスト株式会社に就職。特殊伐採を得意とする会社で木こりの道を歩んでいます。ご本人のユーモアとセンスの良さが垣間見えるブログ『木こりの日常』は必見!(諸事情により更新が滞ってますが…とのこと)

 

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三島町へと移住したいきさつ

「唐突かつ単純に言えば、
私は美術教師の夢を諦め、木こりになることを決めた。
昨年の夏、20代最後の年に。」 (ご本人ブログより)

 「前の仕事から逃げたかったんだろう?」などと言われることもありますが(苦笑)…特段今までの生活に不満があったわけではありません。教えるのは好きだし、美術の専門性を活かしたかったので、講師から教師になりたいと思っていましたが、教員試験になかなか受からず…そんな29歳の夏に「すごい木こり」がいるという噂を聞き、今の職場の親方と出会い、大きく人生が展開しました。

 幼い頃、骨の病気で股関節が悪く、小学1年生から小学校3年生までまともに歩くことができませんでした。幸い病院の先生と小学校の担任の先生の尽力おかげで、普通学級の中で学ぶことができました。しかし骨がもろく変形しやすい時期が2年ほどあったため、装具や車椅子を使っての移動が必要で、極力動かないように注意されていました。

 そのことがきっかけで、座ってできる美術に興味を持つようになりました。また、病弱だったために、動くことへのあこがれが強くあり、動けるようになってから合気道を始めました。技術が高まると、体格に優れている相手に対しても対等かそれ以上に立ち回りできることに喜びを感じました。身体を鍛えたことで、足もだいぶ良くなりましたが、美術講師として働くうちに身体を動かすことが減り、再び調子が悪くなっていきました。

 このまま動けなくなるのでは?という漠然とした不安を感じるようになった頃、三島町と出会いました。親方はじめ60代はまだ若者、70~80代も現役、90歳過ぎても崖のような急斜面を上り下りする超人を目撃!衝撃を受けました。生涯現役で自然の中で力強く生きている三島の人々にすっかり魅せられ、色々な可能性を感じました。勤めていた高校は郡山市のビルの中にあったのですが、三島を肌で感じてからは「何で俺はこの箱の中にいるんだ?」と感じたものです。

 

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木こりの親方



 また、学校というのは公共の場であり、決まりごとが多い中で動かなくてはならなりません。一方、親方は自分で考え、ものごとを動かしており、その姿がかっこよく、親方のようになりたいと、木こりの道を歩むことに決めました。

 最初の出会いの後、会津自然エネルギー機構主催の「山学校」に毎月一回通い、翌春から親方のいるアイパワーフォレスト株式会社に就職することが決まりました。転職するタイミングで大学から7年以上付き合っていた女性と結婚したのですが、奥さん(会津出身)は仕事の関係で郡山に住んでいます。中間の会津若松市あたりに住むことも考えられましたが、通勤時間のロスがもったいなく、親方の近くにいて今の仕事に集中したいと思い、親方が紹介してくれた空き家に住むことにしました。

 

仕事について

 林業というと間伐、植林のイメージが強い気がしますが、会社は特殊伐採を得意とし、そういうイメージを包括するために、木こりという言葉を自分は使っています。

  • 特殊伐採とは:木が建築物、架線、道路沿いにあったり、クレーン車の侵入や倒木可能なスペースがない等倒木が不可能な場合に、木の上部から徐々に枝や幹を切り落とす技術(アイパワーフォレストHPより)
 そろそろ、丸2年が経とうとし、「新人です」とは言えなくなりますが、日々ご迷惑おかけしながら何とかやっています。美術講師時代は、時期によりますが朝早くから夜遅くまで室内で仕事をし、夜中に眠らなくてはいけないから眠るという生活をしていましたが、今は仕事から疲れて帰ってきて、強制的にシャットダウン、朝も自然と目が覚める(今は頭部が寒くて!)ようになり、身体が喜んでいるなと感じています。
 

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現場の一コマ
 最初の頃は山でよく転んだりしていましたが、親方のアドバイスで歩き方も変わり、実際足の骨の形は、レントゲン写真を見て病院の先生もびっくりするくらいきれいになりました(多少、誇張しているかもしれませんが…)。また、昨年はマックスの頃の体重から8キロも痩せました!
 ブログは仕事を覚えるための記録として、会社の宣伝として、そして息抜きとして書いていましたが、文章で林業のことを具体的に書くと、どうしても平面的になってしまい、受け手によってとらえ方も変わり、誤解も生みかねないというのがあり、また失敗談をあまり面白おかしく書いても「この会社大丈夫か!?」と思われかねないので、更新がだんだん遠のくようになってしまいました。それでも、記録は自分のために書き残しています。

 「木をチェーンソーで切るだけでしょ?近所のおじいさんも木を切っているよ」という身近なイメージもあり、基準になる作業単価も決まっておらず一般的に林業従事者は危険な作業に見合った賃金ではないことが多いようです。確かに木を平らなところで、方向を気にせず切るだけなら簡単かもしれません。しかし状況が少し変わると危険が伴う命がけの現場であり、実際死亡率の高い仕事です。だからと言って、変に怯える必要はありませんが、高い技術が必要で努力を積み重ねなくてはならない世界です。

 

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現場にて親方や先輩方に叱られる図


 親方の技は超然としており、背後に山の神さまか何かが憑いているんじゃないかと思うときがあります。知れば知るほど親方の技は遠く、何にも出来ない自分に歯がゆさはあります。その反面、私の歩みは遅く小さな進歩でありますが、それを感じて喜ぶことができる、毎年が同じように繰り返されていく気がしません。難しいゆえに面白いところだと感じています。

 親方はじめ会社が勉強会や研修会に力をいれるのは、次の若い世代に特殊な技術を伝えていき、学びの輪が広がって日本全体の山の整備に貢献したい使命感があるからです。また次世代の人々が誇りを持って林業で暮していけるよう環境改善を図りたいという想いも持っています。

 

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叱られたあとの飴


いつかの野望

 木を活かすという点において、木こりと木彫には通ずる部分があると思っています。木こり=木を切る=木を殺していると一見思われますが、切り方一つで森を再生させ、木を活かすこともできます。親方の木に対する愛情はきれいな切り口に表れています。

 木彫制作では木に第二の人生を送ってもらいたいという想いで作品作りをしていました。しかしほとんどの彫刻する人は、木材を製材屋さんから製材されたものを買います。製材される時点で木が生きてきた形は整理され、作品にすることでさらに木の生々しい持ち味は薄くなってしまう側面があります。また、個性のある変わった形の木を彫りたいと思っても、そういう木は基本的に市場に出回ることなく、扱いが難しく捨てられやすい命です。しかし自分もそうですが、そういう木こそ彫りたいという人もいるので、そういう木をうまくまわせたらなと思っています。

 いつかそういう循環が生まれたらと密かに野望を抱いていますが、まずは木こりとして自分のことをしっかりしなくてはですね。今は色々中途半端でとっ散らかっていますが、この道を選んだことは正しかった、合っていると感じています。将来的に、すべてがつながっていくのではないかと感じています。

 

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暮らしの一コマ

 インタビューを終えて

 ブログの印象通りとてもユーモアがあり、元先生ということもあり、お話もとても上手で、いつまでもお話を伺っていたいと感じる楽しい時間でした。ここにもまた導かれるようにして三島にやってきた人が一人。美術、木彫、木こり、その他様々な経験が一途でまじめな小荒井さんの中で熟成され、本当にいつかきっと、いつかの野望を実現するのではないかと私までわくわくしました。今後のご活躍も応援しています。

雪のない冬

今年は本当に雪が降らず、積もらずの冬。

 

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この週末はお天気もよく、日向にいるとぽかぽか暖かくまるで早春のよう。本来ならまだまだ冬の真っただ中のはずですが、春を告げるフキノトウがもう食べごろを迎えています。

 

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「雪降らないね~」「積もらないね~」という会話が必ずあいさつとともになされ、今年は除雪をしないから太るなぁ」なんて話も。しかし、ここまで雪がないと、「スキーができない」なんて悠長なことばかりも言ってもいられず、「このままで大丈夫なのかしら」という不安を誰もが口にしています。

 

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雪は天然のダム、「雪ダム」だという話を聞きました。
雨はすぐ流れてしまうけれど、雪は徐々に解けて春以降の貴重な水源になる。
「地球規模で何だかおかしいよな」とひしひしと感じる今日この頃ですが、降るべきものは降って、あるべきものはあって、冬は冬らしく季節がめぐってほしいものです。

 

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こんな景色が恋しく、そしてたっぷりの雪の上をスキーで滑りたいです。

空き家相談室

2ヶ月に1度ほどのペースで、町内で空き家の相談室を開催することにしました。

 

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空き家や移住定住業務に就いて、そろそろ1年半。様々な相談を受けたり、研修や勉強会などに参加することで、見えてきたことが色々あります。

私自身もですが、空き家と聞くとマイナスな印象を受けてしまいますが、それは様々な理由で空き家が問題となってしまうから。それができないから問題なんだとは重々承知ですが、空き家がきちんと管理され利活用されるなら、そして時に解体されるなら、空き家はむしろ可能性になる。

なので、空き家が問題とならないように、ひいては問題となる前に所有者の方々に動いていただけるような仕組みづくりが大切なのではないかと考えています。

その一つとして、今回このような場を設けることにしました。

今はまだニーズがたくさんあるとは思いません。それでも池に投げ込まれた小石の波紋が広がるように、徐々にみなさんに浸透していったらいいなと思います。できることから、できる形で継続していくことが大切。

 

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今日は薪ストーブ焚いて、暖かくしてお待ちしています‼︎

 

 

 

長期間家を留守にする際は…

雪国では長期間家を留守にする際、水道管やガス給湯器の水抜きをしなくてはならないことを、昨年末に初めて知りました。

昨年はそのことを全く知らず、しかし幸いにも水道管破裂などが起こることもなく、今さらながらによかったなと思っています。

 

f:id:okuaizumishimamachi:20200115075014j:image右側にあるバルブをしめて、水を抜く

 

水道管が凍って破裂したらいかに大変かという話を知ってしまった今回の年末年始帰省は、きちんと水抜きできるのか気が気ではなく、人に聞いたり、ネットで調べたり…しかし、家によってやり方も変わるので、事前に何度か練習しもしました。

そして、万が一の水道管破裂に備え、キッチンにある米袋や、ダンボールなど水につかっては困る運べるものたちを避難させ、万全を期して臨みました。

実家に帰ってからも、数日はちゃんとできていただろうかと家のことが不安でしたが、結果何ごともなくよかったです。

 

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今年は雪が積もらない暖冬ゆえ、そこまで心配する必要もないのかなという気がしなくもないですが、水道管破裂が怖すぎ、念には念を!1〜2日家を空けるだけでも、水抜きするようになりました。

 

 



新しい一年が始まりました!

年末年始は実家のある神奈川で過ごしてきました。

晴天率が高く、きりっと澄んだ青空と富士山というのが関東の冬。神奈川の山を歩きながら、あぁこれがこっちの景色だよなと懐かしく感じてきました。

 

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冬の時期は、会津は空に灰色の重たい雲がかかり、どんよりした日が多いゆえ、すきっと晴れ上がり雪景色がキラキラと輝く日はとりわけ美しくいわけですが、今年は例年になく雪が少なく、降ってもなかなか積もらないようです。

 

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この雪のかぶった針葉樹の景色が好きですが、今年はこの景色もつかの間の魔法のようにすぐ消えてしまいます。

 

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さて、2020年も本格始動。2度目の冬、三島町での暮らしも3年目を迎えようとしています。どんな一年になるのか/していくのか、楽しみです!!

今年もよろしくお願いいたします。

移住者インタビューその10

三井康二さん(35歳)

山梨県出身。編み組を習いに2018年4月に三島町へと移住しました。現在は町内で週3日ほどアルバイトをしながら編み組をし、屋号マルミとして編み組製品を出品しています。

 

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*編み組とは、山で採れるヒロロやマタタビ蔓、山ぶどう蔓などの自然材料から作られた籠や笊などのことで、「奥会津編み組細工」として、国の伝統工芸品に指定されています。詳しくは生活工芸館へ。

 

三島町へと移住したいきさつ

 もともとものづくりが好きで、木工をかじったこともありましたが、そのうちに編み組に興味を持つようになりました。山梨でもおじいちゃんおばあちゃんがやっていて、道の駅などに出しているのですが、それを見て「自分でもできそう」と思い、5~6年前から独学でアケビや籐で編み組をするようになりました。当初は趣味としてやっていましたが、編み組をしている人、特に若い世代は少ないので、生業としてやっていける可能性があるのではないかと思うようになりした。

 

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 ある雑誌で三島町の編み組を知り、山ぶどう細工を習いたいと思い、三島町へ問い合わせをしました。ちょうどその時期に町主催の移住相談会があると紹介され、早速参加しました。2018年2~3月の頃です。色々と話を聞き、町外の人が編み組を本気で学ぶのは難しいとわかり、空き家を借り住むことに決めました。

 こちらに来てしばらくは、家の片付けをしていました。いわゆる居ぬき物件だったため、家財がそのまま残っており、まずはその処分から始めました。また壁を張り替えるなどのリフォームも少しずつ自分でしました。最初の段階で、ある程度まとまった時間を使って家を片付けられたのはよかったです。

 

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編み組について

 山ぶどうのバッグは、昨冬初めて習いました。その後は色んな人にアドバイスを聞きながら、自分なりに工夫しながらやっています。編み組の世界は奥深く、飽きることがありません。今ようやく基礎の基礎を習得したあたりで、まだまだできない技、工夫の余地があるなと感じています。ある程度基礎ができるようになればあとは応用なのでしょうが、一生修行と思っています。満足したらそれ以上成長しないですからね。

 イスの座面に山ぶどうを張るのはオリジナルだと思います。もったいない使い方だと言われることもありますが、自分としてはそれ自体がかっこよく、カバンより使う頻度が高く、毎日使ってもらえるものなので、気に入っています。

 

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 作ったものは工芸館に出したり、イベントに出店して売っています。去年と今年は、てわっさの里まつりに参加しましたが、来年は工人まつりに出したいと思っています。また、毎年6月と11月は地元の山梨と長野のイベントに参加しています。旧友にも会えるし、センスのいい出展者がたくさんいるのでいい刺激になります。

 2年目も後半に入り、徐々に生業としての手ごたえも感じています。いずれはこれ一本で食べていけたらと思っています。

 

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移住してよかったこと

 不便はありますが、苦労はないです。苦労と思ったら嫌になってしまうと思います。不便は手間がかかるけれど、慣れれば問題はありません。そして、それは誘惑がないとも言えます。自分は誘惑に弱いので、「便利なもの」があるとすぐ行って、時間とお金を使ってしまいます。でも、今はそういうものが少ないので、作業するしかない。集中できていいです。そういう便利さは山梨に行ったときに味わえばいいかなと思っています。

 

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 ここはとてもいい仕事環境です。水場が近くにあり、そこに材料をつけられるのはいいです。夏場は暑いので、金山町の沼沢湖へ行って、湖畔で作業します。材料を水につけている間に泳いだりしながら、主に小物作りをしていましたが、最高に気持ちがいいですね。

 やりたいこと、やることは常にたくさんあります。一人なので、なかなか手が回らないですが、基本あそびながら自分のペースで好きなようにやっているので、毎日楽しいです。

 

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インタビューを終えて

 今回は、同じ時期に移住した同級生仲間に改めてお話を聞きました。抜群のセンスの持ち主で、住まい兼作業場はどんどん進化しており、いつ行っても素敵だなぁと思う居心地いい空間です。誰に対しても、何に対しても軽やかでオープンな性格から、老若男女問わず、多くの方から親しみを持たれています。ご本人もこの空間も、どのように進化していくのか、今後がますます楽しみです。