田舎暮らし体験ツアーin間方
先週末は間方地区で行われた1泊2日の田舎暮らし体験ツアー【かんじき作り・雪上トレッキング】に参加してきました。
このツアーについて、また間方地区については色々書いてみたいなと思うことがあるので、今回はその第一弾として、今後少しずつ書いていけたらと思います。
平成24年から開催されているこのツアーは、三島町の生活・文化を楽しみ、田舎の“ほんとうの豊かさ”に触れてもらう企画(詳しくはこちら参照:三島町観光協会HP)で、今回の参加者でちょうど500名を数えたと聞きました。
まず、このツアー参加者のリピーター率の高さに驚きました。参加者の大半がすでに顔見知り。間方の人たちに会うために、そしてお互いと会うためにみなさん参加されているようでした。
三島町のファンがこんなにもいること、そしてこんなにもディープな三島町ファンがいることに、びっくりしたのと同時に、今回私も一緒に過ごしてみてそれもわかるなと納得。
このツアーの魅力、楽しさはつまるところ間方の方のおもてなしの心にあるのかなと思います。例えば、かんじきで歩いていくと、山の中に雪を掘って作られた手製のテーブルとイスが用意されていたときの感動。飲み物やお菓子もあり、この日はラッキーにもお天気にも恵まれ、なんて素敵な休憩タイムだったことでしょう。
そして、お母さんたちの手作りごはんも素晴らしいのです。間方で採れる山菜料理や会津の郷土料理は、私はこっちに来るまではほとんど食べたことのなかったものでしたが、参加者の中にも「毎回これが楽しみで」と山菜を喜んでいる方がたくさんいました。
初日終了後のお見送りタイムは雪灯ろうでの演出。
毎年恒例のようですが、それでも参加者のみなさんは歓声を上げていました。特にこの日は星もよく見えて、美しい夜のひと時となりました。
参加者の到着前に道路わきの雪を掘り、キャンドルを仕込み、帰り時間に合わせて火を灯す。
こういった粋な計らいや心づかいが、参加者みなさんの心に届き、参加者の中にはお土産を持ってきたり、コーヒーをふるまったりする人もいて。こういう心通う交流が毎回あり、みなさんリピーターとして通っているのだなと感じました。
間方の方も、参加者の方もみなさん優しくて、面白くて、素敵で、私もまたリピートしたいなと思う時間を過ごさせていただきました。