奥会津三島町での日々

噛めば噛むほど美味しいスルメのような魅力を持つ奥会津三島町の暮らしや協力隊活動の様子を書いてゆきます。

果樹の剪定

すっかり寒くなり、朝は家のなかも5℃以下になる日が増えてきましたが、山の上は雪がかぶっても、まだ里の方には雪は積もりません。

晴れていると思ったら、灰色雲が出てきて雨が降り出し、しばらくすると再び日が差してぽかぽか陽気とお天気がくるくる変わりやすい日々。

天気の合間を見て、ずっと気を揉んでいたキウイと梅の剪定をようやく終えました。

 

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剪定前のわさわさしているキウイ棚

 

ここらへんは雪が多いため、剪定しないと雪の重みでキウイ棚はみんなつぶれてしまうそうです。

うちの棚もずいぶん傾いていますが、今のところは、何とか持ちこたえており、今年それなりに実をつけてくれました。

来年はもっと大きな実をたくさん採れるようにと張り切って作業。

雪が下に落ちるようばんばん剪定するよう指導されましたが、なにぶん剪定なんてほとんど経験がないので、最初はおっかなびっくり。

 

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剪定後のすかすかな棚

 

それでもやっていると「ここは絡みすぎている」「この枝は残そう」など、何となくわかるような気にもになってきて…さて、これが吉と出るか凶と出るか、来年が楽しみです。

 

「桜切るバカ、梅切らぬバカ」と言われるそうで、梅の木もバッサリ切っていいと言われましたが、あまりに高く生長していて、私の手には負えず…

 

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梯子をかけての剪定

 

庭から梅の実を収穫して梅酒・梅シロップを作れるなんて、なんて素敵なのでしょうと憧れますが、今年は途中で断念となりそうです。

そして、切った枝をうまく片付けるまでの余力がないのが現状ですが、それでもこうして自分でも果樹の剪定ができるとわかると、ふつふつと自信に。

 

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剪定された枝の山

 

次は最後まで剪定できるように、枝をそれなりに片付けられるように(できれば薪になるとなおよし)なりたいと思うと、ここでの暮らしは次々にやりたいこと・できるようになりたいことが出てきて、飽きることがなかく、面白いなぁと改めて思います。