奥会津三島町での日々

噛めば噛むほど美味しいスルメのような魅力を持つ奥会津三島町の暮らしや協力隊活動の様子を書いてゆきます。

神奈川と会津と

先週、久々に実家に行ってきました。

向こうはまだまだ暑く、そろそろこたつを準備しなくてはと思いながらこちらを出た私は、まだエアコンを使っている実家に驚きました。道行く人々の中には、半そで短パンやノースリーブという真夏のような恰好の人も。「会津仕様の服装で降り立った初日は、暑くて仕方ありませんでした。

 

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稲刈りの時期を迎えた会津の朝はひんやり


 

私は神奈川県の郊外に生まれ育ちましたが、ある頃からここは私の住む場所ではないと思うようになり、ここではない場所に暮しくらしたい、田舎暮らしがしたいと思うようになりました。

こちらに来て一年半。少しずつ「神奈川」とも距離ができ、冷静に見られるようになったというか、ここはここでよい場所だなと思うことが増えてきました。

「神奈川」にしかないものがあり、それが私には必要である。「神奈川」のよさを享受できる今の距離感、環境がありがたいなと初めて思えた帰省でした。

 

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それでも、「神奈川」から戻ってきて「会津」の森に抱かれると、あぁ帰ってきたなぁとほっとし、癒されました。

 やっぱり暮らす場所としては私はこういう環境がいいなとつくづく思います。